金山から高柄山周回 2017.11.16.




前回四方津から高柄山を訪れた際に、課題が数点出来てしまいました。

その内の2点をクリアしに行って来ました。

とっても気になっていました1点目、少し狭い山頂の大丸からの眺望確認。

2点目は、千足峠に掲出されていた金山地区概略図に示されていた古道

少しでもいいから歩いてみたかったのです。

地元の方々のご苦労により整備されたとの事です。

山道って、人が歩かなくなると荒廃が進むとか。

そんな訳で、今回も上野原市へ。



カルディナレポは、こちらです。

是非、一緒にご覧下さい。



・日 時 2017年11月16日(木) 天候:晴れ

・行 程 金山P~金山峠~大丸~高柄山~(東尾根)~金山P



上野原市街から秋山方面へと35号線を南下。

秋山トンネル手前を右折し案内表示により金山地区へ。(桜井トンネルの手前を直進)

右手に金流水・水場が現れると、すぐにY字路へ。そのY字路の手前右少し上が駐車場です。

下の概略図は、千足峠に掲出されたものを少し加工してあります。



支度を済ませて歩き始めます。

直ぐにY字路に。降りてくる高柄山からの道を右に分け、左へ。

振り返って見ると、高柄山からの道が見えていました。

周囲は色付きが少し始まっていました。



道のすぐ上にはいつの頃に祀られたのか、石仏が見守ってくれていました。



相田みつをさんの歌碑かなやま金山資料館砂金取り体験場を左に眺めながら、


砂金を取って逃げ出した様な人影が・・・



金山峠への分岐へ。ここを左折する。

(舗装路直進は、千足峠へと続く)



千足峠へと続く道の正面に金山神社が見えます。

要所要所に指導標が設置されていて、道迷いはないかと。



いよいよ金山峠への登りに入ります。

迷い込みそうな明瞭な踏み跡には、指導標が設置されリボンも見えました。



足元が崩れやすい箇所にトラナワが張られていました。



この1ヶ所がやや歩き難かったが、あとは植林帯の中の道を金山峠に。



金山峠は四辻ですが、行政区域の違いなのかここでも全方向の矢板ではなかった。



デン笠桜井峠方面への道も良い雰囲気。



広々とした穏やかな道を新大地(しんおおち)に向けて歩き始めます。



穏やかな道を進み少しづつ標高が上がると、周囲の色合いが。



これから日を重ねるごとに、彩も深みを増すのでしょう。



木の間から高柄山御前山の頂を眺めたり、



穏やかな道や周囲を楽しみつつ歩むと、



程なく一旦山道は終わり、大地林道へ。



大地林道を横切って大丸へと取り付こうと先を見ると、枝を大きく広げたノバラが。

軟弱者のカル2は、素直に林道を右へ行き前回降りて来た地点へ。

そして、大丸の頂へ。

狭い山頂ですが誰もおらずに独占状態です。

前回は単独行の方が休んでいられたので、ゆっくりと眺めることが出来ませんでした。


恩賜林境界標が在ったのでした。

要らなかった?



念願の眺望です。

これから訪れる高柄山スカイツリー


左の方に小さく 蜃気楼の様に



という事で、再び大地林道へ。



大丸からは2度目となりますので少し気楽に。

先ずは大下り、そして周囲を楽しみながら大小のピークを越えて行きます。



一時雲に覆われていた空にも青空が広がり陽射しが。

そんな中、高柄山への最後の登りに。



高柄山に到着。


またもや、要らない写真?



前回、山頂のお社は屋根だけでしたが、綺麗になって新しいお社も祀られていました。



山頂からの展望です。(文字サイズは、「」でご覧ください)


    左端に御前山 三角が大岳山 隣に熊倉山 隣に生藤山

醍醐丸 手前に鶴島御前山 奥に陣馬山方面

  手前が鶴島御前山 奥左が和田峠から陣馬山   右端に景信山



では、金山に向けて東尾根を降りましょう。

降り口は、こんなにいい感じでした。



最初の10分ほどはね。



しか~し、突然やって来ました激下り。

斜度もかなりあり、トラナワが張られているのですが落ち葉やザレが多くて。

写真では大したことない様ですが、案外と難儀。



降り切ると、落ち着いた道に。



今度はホウジ丸に向かっての登りです。



ホウジ丸と思ってベンチの在る頂に辿り着くと、何と小高柄山頂標が。



???の連続でした。標高もホウジ丸と思われますし、設置位置の間違いなのでしょうか?

そんなこんなで、丹沢山系の眺めの良い所なのですが写真は失念しました。

このホウジ丸からの降りがきつかった。


降る途中からの天辺方向

降り始め



一部分右手に巻き道が切ってありましたが、案外と手強い降りでした。

降り切って穏やかになった道を少し進むと進路は右折となりました。

直進した先が、小高柄(552m)かと思われます。



穏やかな降りが続くと思ったら、またもや・・・。

今一不安定な丸太の土留めがあり、逆に気を使った様な?



周囲の状況からして、どうにか難儀する所はお終いの地点となった様です。

色付き始めた里山風景を楽しみながら降り、



途中の指導標に従い短絡路となる畑の脇を通り、登山口の舗装路へ。



降り切った正面に賑やかな案内が。



舗装路の下を覗くと、我がエックス君が待ちわびている様子。



畑での作業をされている方や駐車場への途中で地元の方との出会いが。

いろいろと詳しいお話などを伺うことが出来、幸いでした。

立ち話がとっても長くなってしまいましたが、6時間ほどの山遊びが無事に終了。



前回四方津から高柄山を訪れた際に目にした金山からの案内図、訪れる事が出来ました。

地元の方々の多大なるご尽力により、指導標やトラナワなどの設置を始め登山道の整備、

山遊び好きとしてはとってもありがたいです。

訪れてみて、とっても楽しい一日となりました。

ありがとうございました。

次回は逆コースで、周囲の林を堪能したいと思っています。


 少しだけ気になる点。

計画時には、高柄山~金山所要時分をもう少し長めに。

小高柄(552m)の山頂標、現在位置の勘違いにならない様に。



おしまい!



カルディナレポは、こちらです。

是非、一緒にご覧下さい。



さて、次は何所に行きましょうかね。

最後までお付き合い頂き、有難うございました。